潮騒の家 [スタディープラン]
夕日を美しく見ながら生活がしたい･･･
■ご要望：
・和歌山県で海のすぐそばに土地を購入しました。
・家族構成は旦那さん３０歳（会社員）と奥さん：３５歳（会社員）。
・外観のイメージ：
色は白/オフホワイトを希望します。
風が強いため風をにがすような片流れの屋根。
外壁は塗り（予算があえば）。
海にマッチする外壁が好ましい。
・内観のイメージ：
スッキリとすべての間取りを広く見せる部屋。
キッチンとリビング・ダイニングはできるだけ一体化した間取り。
収納は家具なしで生活できるぐらいのものが必要、壁と一体化したものがベスト。
・エントランス、玄関：
玄関ドアへのアプローチはお店風に！
玄関ホールは広くて収納能力のある。天井が高い方が良い。吹き抜けもOK。
西面が海に直接面しているので夕日を美しく見ながら生活がしたい。
１階はバリアフリー、フローリング材は杉のイメージにしたい。
・キッチン：
IHヒーター、電子レンジ、オーブン、食器洗機、カップボード、床暖房を希望し ます。
イメージはアイランド型です。
・リビングダイニング：
ダイニングはアイランドキッチンの続きが良いですが、間取り的に無理であれば かまいません。
８人が座れるテーブルが必要です。
リビングでテレビを見る。床暖房、できれば埋め込み方のエアコンがほしい。
１階に和室コーナーor和室６帖ぐらいがほしい。仏壇も起きますので鬼門を守り たい。
・浴室・洗面：
風呂に温泉がきているので、少し大きめで海を見ながら入りたい。
内装はタイル貼りを希望。
・寝室：
面積１１～１２帖、クローゼット有。
ライトコントローラー、手元灯、ベランダ、エアコンがほしい。
・子供部屋：
２部屋ほしい。パーテーションで仕切れるように。
スタディープラン
『潮騒の家』
この家はふたつの世界を持っています。日々の暮らしが繰り広げられる第一の世界と、遠く「想い」を馳せる第二の世界。
海はそうした「想い」を大きな懐で受け止めて、潮騒という名の声で応えてくれる。
多くの人は持つことがないであろう２つの世界を分け隔てなく行き来しながら過ごす毎日はかけがえのない財産となっていくことでしょう。
■海を背景にした生活
美しい海。この海を意識して過ごすことが最大のポイントです。
大きな窓、小さな窓、それぞれが風景を切り取ることによって異なる印象を与えてくれます。
リビングから２階へと広がる吹抜けは、海を背景としながら全ての空間へとつながり、この家の拠り所となります。キッチンは道路側にあって実用性を確保しながらリビングに向かうオープンな形式。海との距離感が少しずつ異なる個室（寝室）は変化のある過ごし方を可能にします。
［概要］
敷地面積：270.4㎡（82.0坪）
建築面積：76.2㎡（23.1坪）
延床面積：129.1㎡（39.1坪）
建築構造：木造2F建
立面イメージ
1F平面プラン
■エントランス E
| 玄関から伸びるエントランスは波をイメージして天然素材の玉石で仕上げます。シーサイドハウスのイメージをより効果的に演出するとともに、特別なメンテナンスの要らない扱いやすい素材です。 |  |
■海が見えるバスルーム BA
バスタイムも海を見ながらゆったりと過ごすことができます。庭には適度に植栽を設けることによってプライバシーを確保し、自然に包まれた安心感のある空間となります。
2F平面プラン
■オーシャンビュー
図の手前側、海に向かってリビング・和室・寝室・浴室を配置しながら、２階奥、寝室の窓からも屋根越しに海が望めるという奥行き感のある構成です。
吹抜けの１階部分の天井高さを緩やかに抑えることでジャストフィットな空間を確保すると同時に、奥の部屋から海側への視界も確保しています。
■テラス TR2
１階リビングから庭にせりだしたテラスや、２階フリールームに接続したテラスは、自然との対話を楽しむためのスペースです。天気の良い日には食事やブレークタイムに使って贅沢な時を過ごしましょう。パーティなど大人数での集まりにもそれぞれの居場所を提供することができます。
◎3Dウォークスルーもご覧下さい→潮騒の家◎
◆実際の施工例等にご興味がある方はこちらのHPをご覧下さい☆→設計事務所 スタジオドディチ
◆Flickr（ オンライン写真アルバムサービス）でも写真を公開しています☆→施工例
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